クロスビーに惚れた理由|サイズ感編
スズキ・クロスビー(XBEE)は欲しくて欲しくてたまらない車でした。
なぜそんなにまで私がクロスビーの魅力に取り憑かれてしまったのか?
なぜそこまでクロスビーを好きになってしまったのか?
その理由はいったい何?
そのあたりについて何回かに分けて書いてみようと思います。
今回はその独特な「サイズ感」について。
ウイングロードのサイズ感が我が家に合わなくなってきていた
15年という長い間ニッサン・ウイングロードというステーションワゴンを愛用しておりました。
ウイングロードの特徴は大きな荷室。一度にたくさんの荷物を積むことができます。
夏にキャンプに遊びに行く時や実家に帰って大量の食料品をもらって帰ってくる時、さらには遠くにドライブに出かけてはたくさんの買い物をしたりした時なんかはその荷室の広さがとてもありがたく感じました。
しかし息子が成長して大きくなるにつれキャンプに行く事も遠い実家に帰る事も遠くにドライブに出かける事も少なくなり荷物を一度に大量に積むという機会自体が大幅に減りました。
またウイングロードは全長に対して荷室の割合が大きく取られているため後部座席の足元が非常に窮屈というデメリットがあります。
後部座席にはいつも息子が乗っています。息子が小さかった頃は全く問題無かったのですが成長して大きくなるにつれとても狭く感じるようになってきていました。
また息子が小さかった頃は家族みんなで一緒にドライブに出かける事が多かったと思います。北海道内の至る所にドライブに出かけていました。
北は稚内、東は根室や知床、南は函館と北海道の端には全て連れて行ったと思います。もちろん札幌から近い道央圏内も至る所にドライブに出かけました。
しかし息子が成長して大きくなるにつれ受験勉強に励まなくてはならなくなり遠出のドライブどころではなくなってきました。
高校受験が近づくにつれて徐々にその機会も減っていき車の使用用途は主に通勤と普段の買い物ばかり。いわゆる街乗りメインの車に変わっていきました。
息子が成長して大きくなっていくにつれてウイングロードが我が家の生活スタイルの変化に合わなくなってきていたのです。
具体的には大きな荷室は必要がなくなりその代わりに広い後部座席が必要になってきていました。また使用用途が主に街乗りになっていたため大きなボディサイズの車よりも街中で運転しやすいコンパクトなボディサイズの車が欲しくなってきていました。
クロスビーとの出会い
クロスビーとの出会いは先日の投稿で書いたとおり。
そのかわカッコいいデザイン性が魅力的でまずそこに惹かれました。というか一目惚れかな?

クロスビーの見た目が気にいり色々と調べていくうちにデザイン性だけではなくそのサイズ感も我が家の生活スタイルにちょうどよく合っているような気がしてきました。
クロスビーはコンパクトなボディサイズ
我が家の車の主な使用用途は通勤と普段の買い物。メインは街乗りです。
そうなると大きなボディサイズの車よりかはやはりコンパクトな車である方が運転しやすく使い勝手がいい。
クロスビーについて調べてみるとそのボディサイズが非常にコンパクト。全長が3760mmと非常に短いということがわかりました。
これはコンパクトSUVといわれるジャンルの車の中では最小クラスのボディサイズ。
ニッサン・ジュークやホンダ・ヴェゼルといった代表的なコンパクトSUVと言われる車たちが総じて4000mmを軽く超える全長であることと比べてみるととその短さは歴然としている。
ボディサイズが小さいのでクロスビーは街乗りでとても運転しやすいということが容易に想像できました。
クロスビーは全高が高くとられている
クロスビーは全長が短いのに対して全高が1705mmと高さがとられている車であるということもわかりました。
他のコンパクトSUVといわれる車たち、例えばニッサン・ジュークやトヨタ・アクアクロスオーバーといった車の全高が1600mmをきる高さであることと比べてみるとクロスビーがいかに全高が高く設計されているかがわかります。
他の車たちに比べて全高が100mm以上高くとられているということは乗った時に頭上に空間的余裕ができるため窮屈感や圧迫感がなく開放的な気分で快適に乗れるのではないかと思いました。
また他のSUV車は前席は比較的高いが後ろ席にいくにつれて低くなっていくような感じで傾斜がつけられている。
前席の高さには比較的余裕があっても後ろ席の頭上は窮屈になってしまうようなスタイルのSUV車が多い。
その点においてもクロスビーは合格。
ルーフがフラットな形状なので後ろ席においても頭上の空間的余裕が十分に確保されていることが容易に想像がつく。
クロスビーはデザイン性だけではなく居住性も高い車であるということが段々とわかってきました。
クロスビーは後部座席の足元に余裕がある
また色々と調べていくうちにクロスビーは後部座席が広いということもわかってきました。
運転席や助手席といった前列の席は比較的広くとられていて快適に乗ることができる一方で後部座席については狭くて快適性が損なわれている車というのが多いと思います。
その点クロスビーは全長が短い車でありながらも後部座席が広い。
後部座席に乗った人の足元に充分なほどの空間的な余裕がある。
足を組んで座ることができてしまうくらい後部座席が広いということがわかりました。
これは全長に対して荷室の割合が小さくとられているからだと思う。
荷室の広さは割り切ってしまい後部座席を広くすることで快適性および居住性能を高めるような考え方で設計されているようです。
息子が成長して大きくなってきたので後部座席の広さが我が家の生活スタイルにおいて車に求める条件のひとつとなっていました。
クロスビーは車高が高め
クロスビーはSUVというジャンルの車であることから車高が高め。
最低地上高が180mmとコンパクトカーとしては高めになっています。
クーペやセダンといった一般的な車よりも運転中のアイポイント(目線)が高くなり遠くまで見渡しやすい。
運転のしやすさに一役買っている点だと思います。
クロスビーは新ジャンルの車というコンセプト
スズキ・クロスビー(XBEE)のコンセプトは「コンパクト✖ワゴン✖SUV」。
他にはない新ジャンルの車を目指して設計されているようです。
全長が短くて全高および車高が高い車というのは他には見当たらないし思い付かない。
- 全長が短くコンパクトで運転がしやすい点。
- 全高が高く頭上に余裕があり圧迫感がなく開放的な点。
- 全長が短いながらも後部座席が広くとられている点。
運転のしやすさと居住性能を両立しているという点でとても優れた魅力的な車に感じられます。
SUVという車のジャンルの中においてクロスビー(XBEE)のその独特なサイズ感は異彩を放っている。
クロスビーはデザイン性が独特なだけではなくそのサイズ感も独特であり他にはない唯一無二の存在の車という気がしてなりませんでした。
クロスビーを試乗してみてそのサイズ感を実感できた
クロスビーを試乗してみてわかったこと。
それはカタログを眺めて感じていたよりも想像以上にコンパクトな佇まいだということ。
また実際に試乗してみるとその室内空間の広さにはとても驚きました。
相反するような言葉ですが「コンパクトなのに広い」。
クロスビー(XBEE)のサイズ感は本当にその通りだと思います。